受講生・聴講生の方々の声

これまでは、「色名」などを口にするとかっこいいなぁと思っていました。しかし、伝え方の手順を間違えると、かえって決まるものも決まらず、時間のロスになることがよく理解できました。これからはクライアントさんが気持ちよく色決めできるような提案をしていきたいです。

一級建築士
色を的確に説明できるだけで、これほど信頼されるようになるとは、正直驚きでした。色決めは、唯一といっていいほど、素人が口を挟みやすいところですし、誰にでも希望の色使いはあります。とはいえ設計サイドとして、当然のことながら提案したい色や、押さえておきたいポイントなど、専門的なこともあります。クライアントの意向も踏まえながら、打ち合わせがスムーズに進められるならば、これにこしたことはありません。色の勉強そのものは、それほどコストがかかるものでもないので、非常に有益だと感じました。
一級建築士事務所 代表
色選びは、お客様にとって楽しい半面悩まれることも多いシーンです。そこを、共感的に理解しながら会話を弾ませることで、楽しくご購入いただけるようになったようです。お客様ご自身が納得いかれると、もう一枚追加購入されることも珍しくなく、大変役立っています。
ブティック経営者
親戚が設計士なので、どうしてもその人に依頼しないといけないのですが、こちらの意見を聞いてくれません。「どうせ素人には分からないだろう」と思っているみたいです。けれども、私には私の希望があるので、せめてその希望をきちんと伝えたいと思って習いにきました。上手く言えるかは分かりませんが、手順を追って説明して欲しいとリクエストしようと思っています。
新築設計中の施主
これまでは、お客様から「特に希望はないけれど、友人や知人が来宅した時に、“素敵”と言われるようにしてほしい」などといった、とても抽象的なオーダーを受けることも多く、正直、どのように対応していいか困惑していました。共感的なアプローチで対話を重ねることで、お客様自身が考えた意見を口にされることも増え、打ち合わせがやりやすくなったと感じています。
インテリアコーディネーター
プロ同士の打ち合わせは成立できたとしても、プロと素人とでは、そもそもの概念形成が異なる。この概念形成が異なる立場の人同士が、どのように合意的な意思決定をするかをデザインすることは、とても意味のあることだ。
プログラムの主旨に対する大学教授のコメント
日本はこれまでハイコンテクストーコミュニケーションや意思疎通を図るときに、前提となる文脈(言語や価値観、考え方など)が非常に近い状態ーだったので、それほど丁寧に伝えなくてもなんとなく通じるということが可能でした。 けれども、これからは価値観や考え方が多様になるために、ローコンテクスト化は避けられません。そうなると、これまでのような伝え方では合意形成どころか意思疎通も難しくなります。 そのような意味で、あなたの着眼点はこれからの時代に有意義だと思います。
プログラムの主旨に対する大学教授のコメント

さぁ、次はあなたの番です。

「あなたに依頼して良かったです。次回もまたお願いします。」とのクライアントからのフィードバックを獲得できるような色の伝え方を是非マスターしてください。